FXと「売り」と「買い」

66huurere FXは通貨を売買していく投資取引で、具体的には、2つの異なる通貨を一組のペアとしお互いに売り買いをしていきながら、外国為替市場の為替相場のレート変動を利用して、その利益を求めていくものになります。

FXでは一連の流れとして、新規注文を建てて通貨を保持し、為替レートの変動により通貨の価値が変わるのを待ち、その後に決済の注文を立てて通貨を解消し、利益ないし損失を確定していきます。

この新規注文を立てる際には、FXでは通貨を「買って」保持する注文方法と、通貨を「売って」保持する注文方法の2種類があり、それぞれを「買いポジション、ロングポジション」、「売りポジション、ショートポジション」などと呼んだりします。

買いポジションは比較的に分かりやすく、安く買ったものを高く売るという形を取ります。
例えば名前の売れていないアーティストのCDが1000円で売られていたとします。そのCDを1000円を出して買っておいたところ、その後にそのアーティストに人気が出て、2000円で買い取りをしてくれるとリサイクルショップがあったのでそれを売って2000円を手に入れます。
これが1000円でCDに換え、CDの価値が変動し、CDを2000円に換えて、差し引き1000円の利益が出る、という構図になります。

売りポジションの場合は少し複雑になり、高く売ったものを安く買い戻すという形を取ります。
例えば先ほどのCDの例をとると、2000円で買い取りをしてくれるリサイクルショップがあったとします。まず、友人からCDを借り、そのCDをサイクルショップに売って2000円を手に入れてしまいます。その後このアーティストの人気が下がりCDが1000円で売り出されました。そこで先ほどの2000円を使ってCDを1000円で買戻して友人に返し1000円を手元に残します。
これが、借りたCDを2000円に換え、CDの価値が変動し、2000円をCDに換えて、CDを返して差し引きの1000円の利益が出る、という構図になります。

このようにしてFXでは、買いポジションからも売りポジションからも利益を得ることができ、こうした事は株取引ではなかなか行えないために、不況にも強い投資取引だと言われています。

また、ポジションの特性として、決済をするまでは利益も損失も実質的には発生しないというものがあります。
通貨を買う、または売るなどしてポジションを取っている間は、その通貨の価値は為替レートの変動に合わせて随時変化をしていきます。
これを評価損益と言い、含み益、含み損などと呼んだりします。

例えば、数百万円というようなとても大きな利益をそのポジションが含んだとしても、決済注文を行わずに放置してしまい、為替レートが下がっていってプラスマイナスゼロのところで決済を行ってしまえば、数百万円の利益は消えて、全くのゼロになってしまいます。

これを逆に考えていくと、どんなに損失を含んだポジションも、為替レートが上がるまで待ち続ければ、必ず利益が出るのでは、となるかもしれません。
しかし、含み損は大変に危険な状態であり、為替レートの変動ですので、値が戻る可能性もありますが、そのまま値が戻らずに損失が大きくなってしまい、取り返しのつかない値にまでなってしまうこともあるのです。
こうした事を防ぐために、FXの取引業者では「ロスカット」と呼ばれる救済のための仕組みを用意していて、取り引きをしている顧客のポジションの含み損が、一定の値になった場合に、強制的にその注文を決済し、その時点での損失に確定してしまいます。
この「ロスカット」という仕組みにより、事実上、損失を含んだ通貨を利益が戻るまで持ち続けることはほとんどできないのです。

このように、ポジションには独特の性質がありますので、FXで新規注文を立ててポジションを持った場合には、その為替レートの動きに注目をしておく必要があるのです。